女帝とは何か?~江戸時代の女帝、明正天皇・後桜町天皇~
■江戸時代の女帝、明正天皇・後桜町天皇 称徳天皇以降、長期にわたって女帝はなかったが、江戸時代に初期になって七方九代目の女帝、明正天皇が誕生した。明正天皇は御名を興子(おきこ)と称し、後水尾天皇の第二皇女として元和(げん […]
■江戸時代の女帝、明正天皇・後桜町天皇 称徳天皇以降、長期にわたって女帝はなかったが、江戸時代に初期になって七方九代目の女帝、明正天皇が誕生した。明正天皇は御名を興子(おきこ)と称し、後水尾天皇の第二皇女として元和(げん […]
■初の女性皇太子となり皇位を継いだ孝謙・称徳天皇 そして次の女帝は早くも聖武天皇の次に現れる。聖武天皇は神亀(じんき)4年(727)、藤原不比等の娘光明子(こうみょうし)との間に第一皇子の基(もとい)王が生まれると、33 […]
■母娘二代続けての女帝となった元明天皇・元正天皇 次に女帝となったのは文武天皇(珂瑠皇子)の実の母、元明天皇である。名を阿閇内親王といい、天智天皇の第四皇女として生を受けた。阿閇内親王は皇太子となる草壁皇子の妃となり、文 […]
■皇位継承のありかたを変えた持統天皇 三番目の女帝となった持統天皇は、壮絶な人生を歩んだ天皇だった。持統天皇は名を?野讃良(うののさららの)皇女(おうじょ)という。天武天皇の皇女であり、同時に天武天皇(大海人皇子)の皇后 […]
■初の譲位と重祚をなした皇極(こうぎょく)・斉明(さいめい)天皇 推古天皇に次いで二番目の女帝となったのは、舒明天皇の皇后で、後の皇極(こうぎょく)天皇である。舒明天皇が崩じたとき、またしても皇位継承の争いが起きた。聖徳 […]
■初の女帝推古天皇 崇峻(すしゅん)5年(592)、崇峻天皇が蘇我馬子(そがのうまこ)に殺害されるというおぞましい事件が起こった。 この後に群臣の要請を受けて即位したのが敏達(びだつ)天皇の皇后豊御食炊屋姫尊(とよみけか […]